70A排水処理

食品コンビナート各工場からの排水は、環境に配慮したきれいな水へ経済的・合理的に処理しています。

沈殿槽 調整槽


沈砂池

調整槽
サッポロビールを除く33社からでてくる有機排水を受け入れる場所です。
沈砂池はおおきな汚濁物質を沈降させる所で上澄み水をためておく所が調整槽です。
排水処理は定量で行うのでここの量で調整しています。

曝気槽


微生物の働きによって、排水の汚れを除去します。
微生物は、水の中の※BOD,CODを餌として活動し、その結果水をきれいにします。
ここで微生物が活動しやすくするのに必要なのが酸素です。
その為 曝気装置(空気供給装置)が設置してあります。
前段に調整槽からの排水と沈殿槽からの汚泥(微生物)が流入してきます。
中段では酸素が供給され混ざり合いながら微生物が活動し、増殖します。
後段では排水と汚泥が混ざりあった懸濁水が流出し沈殿槽へいきます。

※用語説明
BOD:Biochemical oxygen demand 生物化学的酸素要求量
COD:Chemical oxygen demand化学的酸素要求量

沈殿槽

活性汚泥を沈降させ水と分離させます。
ここでは曝気槽から流れてきた懸濁水の汚泥を沈降させ水と分離させます。
余剰汚泥は汚泥処理設備で処理し、残りは曝気槽に戻して活動しても らいます。

接触酸化槽

沈殿槽より流出した上澄水の中にあるCOD,BODを除去するところです。槽の中 には
充填剤があり、そこに微生物が住み着いています。ここでも酸素を供給し
動きを活発化させて微生物に働いてもらいます。

凝集反応槽

水に混ざっている粒状の物を薬品により付着させます。
接触酸化槽で取りきれなかった、COD、BOD、リン等の懸濁した粒子を薬品により沈殿させやすくするための場所です。

最終沈殿槽

凝集反応槽で作られた粒状の凝集フロックをを沈降分離させます。
沈降したものは汚泥処理設備で処理します。

砂ろ過塔処理水

処理水の濁りを除去します。
最終沈殿槽から流出してくる上澄水内の※SS(水に溶けない物質)を除去します。


※用語説明
SS:浮遊物質(水中を浮遊している物質)または懸濁物質(濁りの原因物質)

処理水槽、消毒槽

薬品により消毒します。
砂ろ過塔から流れてきた水に薬品を投入して大腸菌を死滅させます。
処理した一部の水は洗浄用水などに再利用しています。

海へ放流

ここまでおこなってきた処理により各種の法的規制値をクリアした水を海へ放流しています。

法的規制値 放流水
COD 10以下 (mg/L)
BOD -- (mg/L)
SS 20以下 (mg/L)
ノルヘキ(動植物油類) 3以下 (mg/L)
窒素 20以下 (mg/L)
リン 2以下 (mg/L)